武奈ヶ岳イベントを振り返り(1)

 武奈ヶ岳イベントを終了しました。昨日は好天にも恵まれ、コースコンディションも良かったので、最高のシチュエーションでイベントを終了することができました。これもかれも、参加して頂いた皆さんのチームワークの賜物であったと思われます。

 何回か本当にヤバかったシーンがあり、ここは次回の反省点として、完全に生かさなければいけません。

 

コース設定

 今回のコース設定は、かなり自分の体感的なスピードで設定していたので、余裕の設定を少し見誤っていました。山では不慮の事故やケガなどで、行動が遅れる場合があり、人数設定としてはmax10人で良かったとは思いますが、ペース設定を緩めておくべきでした。

 他にもせっかく下見に行ったわりには、ワサビ峠-平峠のルートを下見していませんでした。このルートの下りで、かなり難易度の高いV字谷を下りましたが、ここがかなり急でした。手持ちの地図で30分と書かれていたので、緩斜面なのかと思いましたが、垂直降下に近いルートでした。他にも、下降ルートの設定は、参加者によりペース設定が変わるので、やはり最大限に緩くしておく必要があります。

荷物設定

 いざと言うときには、スピードアップを図る必要があったとしても、やはり所持している荷物によっても限界があります。スピードハイキングで60%-80%、トレイルランでは20%-50%程度で動けることもあるのですが、これもそれに見合った装備重量との兼ね合いで決まります。

 テント泊の練習もかねて、今回は食材も3食分ぐらい用意して、他にもゼリー飲料×2とミニ缶ジュース×2を冷凍所持しており、重量が増えました。ザック自体もアルミフレームの入ったもので、普段の装備よりも重たいものを所持しました。

 本番ではどれだけの荷物を想定するのか、これについても今後は考えていかなければなりません。

 

 幸い、今回は天候にも恵まれましたが、武奈ヶ岳は非常に難易度の高い山です。今後は特に登山経験スキルに見合ったコース設定を考えて、準備の段階から慎重に考えていく必要があります。

 

 そんなわけで、今回のイベントの反省点はかなり多いです。