YOUTUBE動画の作成(1)

 前回と前々回で、Thetaを使って360写真を撮っている。しかしながら、この写真は非常に使いづらく、見る際にはRICHOのクラウドにアップロードするか、もしくはFacebookに貼りこむかの2種類しかない。さらに加えて言うと、ファイルが重たいので、動画などを撮影するのは、もっての他である。

写真の調理方法

 360°カメラの静止画は、360度の視野角を一つの画像に収めているため、そもそもの解像度は高くなく、一部を切り取って二次元写真にしても、そもそも鑑賞に堪えれるものでもない。しかしながら、360度の情景が記録されていることから、実はVRゴーグルとの相性が非常に良い。そこで、静止画をいくつかつなげてスライドショーのようにして、動画にするのが良いのではと考えた。

動画編集

 手持ちの動画編集ソフトとしては、PowerDirectorがあるが、これは出力形式が4Kまでしか出せない。360カメラの画像は5Kになるので、これを取り扱えるソフトは、Adobe Premiere PROだけである。

 今回はなかば清水の舞台から飛び降りるつもりで、サブスク契約をすることにした。(こないだから、HATENAブログの有料版、Meetsupの年間契約、Premiereのサブスクと、ばんばんお金がかかっており、完全にボランティア活動である。)

 いつかは、このスキルを生かして、収入の見込める活動が出来ることを期待している(今のところは、勉強代なので仕方なしと思っている)

Power Director

 最初にPower Directorで編集したものを、Youtubeにアップした動画を示す。画像を見てもらうとわかると思うが、かなり解像度が落ちている。参加してもらったメンバーに見てもらうが、予想通り不評であった。

Premiere

 次がPremiereの5K画像である。Youtubeにアップするには、360情報のインジェクションが必要であり、この手順は悩みまくった。2,3日かけて、ようやく元の解像度で、1シーンをアップすることが出来た。

画像比較(1)

 視聴の際に解像度を比較してみた。最初のフレームの看板であるが、やはり5Kは文字の輪郭もはっきりしている(ただ4Kでも十分と言う気がする。HDは流石に見劣りがする。)

   5K                   4K               HD

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画像比較(2)

 次は最後のフレームのお持ちを焼いている部分を拡大した。

2160S-4K 

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餅が一番、くっきり写っている

1440S-HD 

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まあ許容範囲か・・・

1080s HD

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段々と劣化している

720s

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餅なのか、ネギなのか? 良くわからなくなってきた。

編集後記

 Youtubeであれば、使用料は全くかからないし、あわよくば広告収入も得ることが出来る。また動画からFacebookへのリンクも可能であり、コミュの宣伝にもなりえる。当面はPremiereの編集についても勉強する必要がある。これからの登山イベントでも、この方法で参考記録を配信していくこととする。