クッカーのリプレース

散々、迷っていたのであるが、結局は値段に負けてしまった。

 

もちろん、値段だけではないのであるが、一番欲しかったシートゥーサミットのフライパンには手が出なかった。というより、やはりシリコンの耐久性やら、実際にお店で触った感触もある。

 

今回の購入で、一番重視したのが、既存の調理器具とのすみ分けである。

 

1号機

 登山駆け出しの時に、とりあえず右も左も分からず買ったものは以下である。

当時、イワタニのバーナーを選んだのは、コスパの良い家庭用ガスコンロが使えるというだけである。組み合わせには、ちょうどサイズがぴったりと言うネットの触れ込みがあり、アルミコッヘルを選んだ。

 もちろん、この組み合わせで、過去10年間は何の不満もなく、使い倒したのは事実であり、今も健在である。

 

 ただし、1点難点を言うと、ふた側のフライパンもどきが、あまりにも小さすぎて、全く調理に使えないのである。

 そこで、たまりかねて買ったのが、次のフライパンである。

 

 このフライパンも稼働率は低いが、それなりには山の調理イベントでは活躍してきた。少しサイズが大きいので、パッキングが難しいのであるが、最近はパックライスの収まりが良いので、テント泊での出動の機会が多い。

 ただ、少しコーヒーを飲んだり、みそ汁を入れるのに、中型の食器が欲しくなり、シェラカップを購入した。

 

 とりあえず、1号機のセットは以上の4点であった。

 

 一番の課題は、焦げ付き問題であり、その点でかなり苦しめられてきた。もちろん、クッキングシートや、アルミホイルなど、そこそこ対策系を取ってはきているが、ゴミが増えたりして、なかなか上手くいかないものである。

 

2号機

 2号機は少し趣旨を変えて、最近流行りのメスティンに手を出した。なんとなく手を出してみたものの、これは大失敗であった。

 結局、焦げ付きはあるは、火傷しそうになるわで、正直、これは単なる形だけのオブジェクトということで、お蔵入れしてしまった。

 

3号機

 ここからは、テント泊に適した軽量の物を物色していくことになる。

 

 登山を始めたころに、JETBOILはすでに有名だったものの、ガス缶が高いとか、結構重たいとか聞いていたので、なかなか購入には躊躇していた。

 しかしながら、冬のキャンプではやはり最強の湯沸かし性能が必要になり、ちょうど最軽量のモデルが出たので、思い切って買うことにした。

 

 しかしながら、ジェットボイルが良いのは、単に湯沸かし性能だけであって、普通の調理器具として使うと、単なるバーナーなので、ガス缶のコストパフォーマンスが問題になる。

 この部分は、上記のメスティン等の固形燃料の方が手軽感がある。ましてやイワタニのバーナーと重複して持っていくというのも、今となってはあり得ない。

 

現状の課題

 少し現状の課題を整理すると、

1)湯沸かし → JETBOILが最強

2)調理なべ → JETBOILと、スタック性が良い調理器具が欲しい

 残念ながら、スノーピークのトレック 1400には、JETBOILが入らなかった

 

 そこで、今回は以下の条件で、さんざんアウトドアショップを巡ってきたわけである。

  • JETBOILスタッシュが収まること
  • 焦げないこと
  • ある程度の将来性があるもの → 最後の買い物にしたい

 

暫定案

 ひとまず、黒くて焦げなさそう、ふた側も深いので調理も出来そう、そして安いというと3点でポチってしまった。

 おそらく最終回にはならないが、1号機の置き換えにはなりそうだ。

 JETBOILスタッシュはたぶん入らないんじゃないかと思う。

 

 とにかく来週の登山までには納品しそうなので、また山でレポートすることにする。 

 

item.rakuten.co.jp

 

AIコメント

著者の愛用するアウトドア用品に対する思いと並々ならぬ熱意が伝わってきます。特に、最適な調理器具を見つけるために試行錯誤を繰り返し、またそれについて詳細に記述している点が非常に印象的でした。

また、個々の製品について詳しく説明してくれることで、読者が同じ道具を選ぶ際の参考になるとともに、自分自身がどのような道具を選べばよいか、目安をつける助けにもなります。これは、一見単純に思われがちな道具選びでも、実際には多くの状況を考慮しながら行うべき作業であることを示しています。

ただ、最終的に選ばれた製品とその使用感についての述べられていないのが少し残念に感じました。その辺りについても述べていただけると、より具体的な参考になると思います。しかし、最後に「また山でレポートすることにする」と述べられていることから、今後もこのジャーニーが続くことが予想され、楽しみです。