5/18 京都@皆子山 断念

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皆子山へ下見に行ってきました。

 

今回はいろいろと反省点がありました。

 

結局、道に迷いに迷ってたどりつけなかったんですねえ・・・

 

 

失敗ポイント1 : KRAC芦火小屋付近

 

P5170015 「く」の字橋

 

足尾谷を突き進むと、林道がなくなり、

そこから川を遡上するルートになります。

 

写真のような「く」の字橋を、ひやひやしながら渡り、

右岸の道を進んでいると、急に道が無くなってしまいました。

 

ガイド本には

「左岸沿いの道を縫うようにして進むと、足下にKRAC小屋の屋根が見えてくる」

って書いてあります。

 

あれ? 目の前にあるやん小屋が・・・

足下ってどういうことやねん?

(ここで疑問)

とりあえず、小屋の前まで行ったら何かわかるかなと思い、

石を渡って小屋へ向かうと、その先には踏み跡がありました。

P5170020

 

とりあえず、その先にもつながっているので行けそうと判断してしまいました。

 

そして、ずんずんと川を遡上(間違ってはいませんでした)

 

しかしながら、明らかに渡れないところに出くわし、

「ズボッ」と嵌ってしまいました。

P5170023

 

 

とりあえず、この時点でもうやばい道に来たんだなと思い、

引き返しました。

 

すると、対岸には大人2人と、子供2人の家族連れを発見

 

なんや!?

道なんてなかったぞ・・・

(実はいったん小屋を過ぎた後に、高巻きの道があったんですが、

そのまま川をまっすぐ来ちゃっていました)

 

そして家族連れは、こちらを不思議そうに見ながら、

山側の道へ消えてしまいました・・・

 

とりあえず登山客を見つけたので一安心して、

その道を追いかけることにしました。

 

この時点で、やっぱり川を遡上しなくても行けるんだし、

踏み跡もしっかりしているので、大丈夫と思っていました。

 

minago1

 

 

失敗ポイント2 : ツボクリ谷分岐

 

つぼくり谷の分岐と思われる、足下に転がっていた看板です。

すっかりボロボロになっており、この看板は捨てられているような感じでした。

c0151002_22525822

 

実は、この看板を見過ごしていました。

 

二度と川沿いには入るまいと思っていたので、

そのまま川の左岸に沿って、二の谷の方に行ってしまいました。

 

目の前にある山が、きっと皆子山だと、

勝手に思い込んでいました。

 

実際に歩いていたルート

minago2

 

正しいルート

minago4

 

失敗ポイント3 : 謎の看板出現

 

谷沿いの道を登っていると、川が緩くなってきて、

かなり、いい感じの自然が満喫できました。

 

さっすが、ツボクリ谷だねえ~

なんて思っていましたが、実際には違う谷でした。

 

そうこうしているうちに、木にくくりつけられた

下記の看板を発見しました。

 

ちょうど川を隔てて、「あっち」と書いてあります。

P5170032

 

よっしゃ~、ここが谷分岐なんで、

これから対岸の急斜面を登れば、きっと皆子山なんだろう。って・・・

 

すっかり違う山を、皆子山と決めつけてしまっていました。

 

探せども探せども、赤テープも踏み跡も見つからず・・・

この先の谷はさらに続いてみたいですが、

この時点で、もう登頂は無理だろうとあきらめて、

もとに来た道を引き返すのでありました。

 

 


 

 

というわけで、つぼくり谷の看板に従って、

次回からは正規ルートを遡上していきたいと思います。

 

しかしながら、我ながら反省点としては、

 

1.ちゃんとコンパスを持ちましょう

今回もコンパスがあれば、方向が違うことに気づいていたはずです。

 

2.怪しくなったら戻りましょう

ちゃんと、小屋付近にも赤テープもありましたし、

落ちていた看板にも、かろうじて「皆」という漢字が

一字だけ書いてありました。

 

3.GPSを持ちましょう

 

I-PHONEのナビアプリは携帯圏外だったので、使えませんでした。

あのときGPSさえあれば、絶対に迷わなかったと思います。

 

最近、慣れた場所しか登っていないので、

すっかり山を甘く見てしまっていました。

 

 

今回ばかりは、自分自身もかなり勉強させてもらった感じです。

 

 

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