目がしょぼしょぼしている。
昨日は小塩山からポンポン山に至る約20kmの
ハイキングに行ってきたのであるが、
この季節、山の上では意外に紫外線が強いのである。
少し秋らしくなってきたので、これからの行楽シーズン
山登りされる方は多いかと思うけれど、
ちょっとしたこれからの季節に重要なことを
忘れずに書いておこうと思う。
最近、山に登る際に、「山行ノート」というものを
記録するようにしている。
昨日のノートの内容はこうだ・・・
11/8(日) 晴れ
10:00 出発を思い立ち準備を始める。
- 膝のテーピングはアンダーラップで下地を固めて、伸縮テープでアンカー固定して膝のサイドを入念に固めた。
- アシックスのスパッツとユニクロの二股靴下で足元を固めた。
- 寒いといけないので、薄物のトレーニングズボンを履く。
- 上着はユニクロのヒートテック長袖の上に、フリース、ウィンドブレーカーを重ね着する。
- 持ち物はソイジョイ2本、ウーロン茶1本、地図、帽子、タオル、速乾性シャツをリュックに詰め込む。
- 靴はランニングシューズに靴底パッドを入れる。
10:30 長岡京出発
歩き始めると直ぐに熱い。
ユニクロのフリースと、ヒートテックを道端で脱ぎ、速乾性シャツに着替える。
下着はいつもCW?Xであるが、今回はちょっと勝手が違うので迷ってしまった。
歩いていると、お腹に直接風が当たって冷たく感じる。
ヒートテックを前掛けにして、お腹の冷え対策を行った。
11:30 大野原神社に到着、ここでトイレ休憩
お腹が冷えると調子が悪くなるが、ここでは様子見で我慢した。
かなり急な勾配の連続で、足元が動きにくいため
スパッツ一本で上ることにした。
早くもオーバーヒート気味で、湧き出る汗と、荒くなった鼓動を沈めるため、
ソイジョイ1本、ウーロン茶を飲んでしのぐ。
この峠はほぼ直線で山頂に向かうため、途中に休憩するような場所はない。
汗が帽子を伝ってたれている、UVが非常に強くて、日焼けしそうである。
12:50 なんとか小塩山山腹の分かれ道に到着。ここから大野原森林公園に降りる道に向かう。
山頂付近は温度が低いため、既に冷え切った速乾性シャツを着替えることにした。
山の上ではヒートテック下着の方が、暖かさを感じて良い。
ウィンドブレーカは下りの風を防止するのに役立つ。
帽子は不快である。汗を拭うことができないので、ハチマキタオルに切り替える。
13:10 大原野森林公園に到着。
ここでトイレ休憩する。自動販売機を当てにしていたが、一切ない。
ウーロン茶は底を突いてしまった。やばいとちょっと思った。
13:25 大原野公園を出発して、西尾根ルートでポンポン山を目指す。
勾配を上ったあたりの分岐で、道を間違えてしまい、すぐに出灰の方向に下りてしまった。
仕方なしに出灰川を下ったところで、再度、ポンポン山に登るコースがあるので
そこから一気に登ることにした。ポンポン山に1.6kmの標識がある。
それぐらいなら、水分なしにいけるのではないか?
実は甘かった。
これが今回の最大の反省点。山での水分不足は思わぬアクシデントを招く。
14:30 ポンポン山の中腹で休憩をする。
道が意外に勾配が急であり、ただひたすら上るしかない。
再度、汗だくになったので、登山モードの速乾性シャツに切り替える。
15:10 なんとかポンポン山に到着した。
山頂には家族連れが来ていた。中には小さい子もいたりして
いったいどうやってきたんだろうかと疑問に思った。
ちょっと日が暮れかかってきたので、ここから長岡京の奥海印寺に抜ける
直線コースでの下山を試みる。
ここからの下りは実は非常に長かった。
下りといえども、やはり水分がない状態では、集中力が続かない。
あと口の中が苦くなってきて、体の切れも悪くなってきた。
おまけに東側斜面なので、日暮れが早く
森の中は薄暗くなってきて、気味が悪い。
こんなコース、嫁と二人でなかったら、
絶対にいきたくないなと思った。
17:10 命からがら、なんとか奥海印寺に到着。
山道を出て、すぐの住宅街に自動販売機を見つけた。
スポーツ飲料1本を飲み干す。
うまい。
実にうまい。
18:00 長岡京の自宅に到着。
阪急の長岡京駅で、おはぎを買う。
帰ってきて、とりあえず「おはぎ」で空腹をみたす。
秋の登山は、日暮れが早いので、
やはり12:00ごろには既に山頂から下る
スケジュールが必要だと感じた。
幸い、風がなく、天気も良かったが、
これからは、もうちょっと装備を見直さなければと思った。
ちなみに今日のコースである。
直線距離では20kmぐらいだが、
山道なので高低差も含めて、25km以上はあると思う。
スポーツトラッカーは52kmを示していた。