タイでBYDが3割値上げ?それでも10バーツを値切る理由
スクンビットの路地裏で、バイタクの親父と目が合った。
「50バーツだ」と親父がぶっきらぼうに言い放つ。
僕は首を振り、指を4本立てて「40だろ」と言い返した。
バンコクの湿った熱気が、シャツの襟元をじりじりと濡らす。
わずか10バーツ、日本円で40円ほどの攻防が始まった。
BYDが告げる「安いタイ」の葬列。
サイアム・パラゴンにあるBYDの店舗は、まばゆい光を放つ。
最新モデルのEVは、以前より3割以上も価格が跳ね上がった。
100万円単位の値上げを笑って受け入れる富裕層が街を埋める。
タイのインフレは、僕たちが知る「微笑みの国」を書き換えた。
正直、この変化のスピードには圧倒されるばかりだ。
10バーツを握りしめるのは、カモにされないデバッグ作業だ
Grabを使えば、交渉なしでスマートに目的地へ着ける。
でも、それでは現地の「相場感」という肌感覚を失う。
言い値に従うのは楽だ。だが、それは思考停止と同じだ。
40円の勝利にこだわることで、僕はアジアの熱量に踏み止まる。
この泥臭いやり取りこそが、自分を見失わないための防壁だ。
まとめ
次にバンコクへ行く時は、アプリを閉じてバイタクと交渉しろ。10バーツの攻防で指先が震える感覚こそ、アジアで生きる実感を呼び覚ます。
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■ 参考リンク
BYD Thailand:タイのEV市場を席巻し、強気な価格戦略を貫く公式サイト。
Grab Thailand:便利だが、使いすぎると交渉という「野生」を忘れる配車アプリ。
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