ずぼらな私のキャンプ収納術

ずぼらな私のキャンプ収納術

ベランダのプランターに植えたハーブが、少しずつ春の気配を感じて芽を出し始めました。そんな些細な変化に気づく余裕が出てくると、がぜん外へ出かけたくなるのが性分です。しかし、いざキャンプのパッキングを始めようとすると、決まって手が止まってしまいます。なぜなら、私は根本的に整理整頓が苦手で、極度のめんどくさがり屋だからです。

これまで何度もテント泊を繰り返してきましたが、正直なところ自分はキャンプに向いていないのではないかと感じることが多々あります。設営はまだしも、撤収時のあの細々としたギアを一つずつケースに収める作業が、どうしても苦痛なのです。かつて健康のためにスポーツジムに通い詰め、筋肉の動き一つひとつを意識してストイックに走っていた頃の集中力は一体どこへ行ったのかと、自分でも呆れるほどです。

グランドシートの限界とストレス

これまでは、荷物置き場として当たり前のようにグランドシートを使用していました。しかし、この一枚の布が私のずぼらな性格とは決定的に相性が悪かったのです。グランドシートを運用する上で、私が感じていたストレスは以下の通りです。

  • 四隅を広げて綺麗に敷く作業自体が面倒

  • 風が強いとすぐに捲れ上がったり飛ばされたりする

  • 撤収時にシートの裏についた土や枯れ草を払うのが手間

  • 結局、荷物を置くだけなのでテント内への移動が二度手間になる

「きれいに並べて、きれいに仕舞う」というキャンプの王道スタイルが、私にとっては高いハードルになっていました。かつて瞑想ヨガを取り入れ、自律訓練法で心身を整えて体重を3キロ落とした時のように、もっと「楽に継続できる」仕組みがキャンプにも必要だと痛感したのです。

ランドリーバッグという最適解

「何でもバサッと放り込みたい」という本音に従ってたどり着いたのが、大型のランドリーバッグを活用するスタイルです。これが驚くほど自分の性格にフィットしました。具体的には、IKEAのフラクタ(FRAKTA)や、フレディレックのランドリーバッグ、あるいは背負えるメッシュタイプなどを検討し、実際に導入してみました。

このスタイルの最大の利点は、撤収時にギアを種類ごとに分ける必要がなく、文字通り「放り込むだけ」で済む点にあります。テント内で散らかりがちな小物も、とりあえずバッグに入れておけば紛失しません。また、メッシュタイプであれば通気性も良く、シュラフなどをふんわりと収納して持ち帰るのにも適しています。

アタックザックのように背負えるタイプを選べば、駐車場からサイトまでの往復回数も劇的に減らせます。かつてジムでバーベルを持ち上げていた頃の筋力も、こうした重いバッグを運ぶ瞬間のためにあったのかもしれない、と妙な納得感を得ています。

ずぼらキャンプの運用メモ

実際にランドリーバッグ主体のパッキングに切り替えてみて、気づいたポイントをまとめます。

  • 撤収速度の向上:パズルを解くようなパッキングから解放され、撤収時間が大幅に短縮された。

  • 帰宅後の利便性:そのまま洗濯物入れとして活用できるため、家の中での片付けもスムーズ。

  • 収納の柔軟性:ハードケースと違い、中身の形に合わせてバッグが変形するため、車の積載スペースを無駄にしない。

グランドシートは、今ではテントの保護用として割り切り、荷物置き場としての役割はすべてバッグに譲りました。自分に合わないスタイルを無理に続けるよりも、自分の「ずぼらさ」を認めて道具を選び直すほうが、結果として旅の質は上がります。

次回のキャンプでは、さらに大型のメッシュバッグを追加して、焚き火周りの道具もすべて一括管理できるか試してみるつもりです。

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