蓬莱山イベントを終えて感じた主催者の重圧

蓬莱山イベントを終えて感じた主催者の重圧

今朝、ベランダに出ると湿り気を帯びた風が吹き抜けていきました。もうすぐ梅雨が本格化する気配を感じます。こうした季節の変わり目には、決まって数年前の初夏に企画した登山のことを思い出します。それは私にとって、単なる趣味の延長を超えた、ある種の「荒行」のような経験でした。

主催者として挑んだ過去最大の荒行

2022年6月に実施した蓬莱山での登山イベントは、私の活動の中でも一つの大きな区切りとなりました。これまで何度もコース設定や参加者の募集、当日の運営という工程を繰り返してきましたが、この時ほど心身を削り、準備に奔走したことはありません。なぜなら、自分の中で「国際交流」という明確な目標を掲げ、外国人参加率を極限まで高めることにこだわったからです。

当時は、自身の語学学習(英語や中国語)の成果を試す実践の場を作りたかっただけでなく、アフターコロナを見据えたインバウンド対応のシミュレーション、さらにはウクライナへの個人的な支援表明など、いくつもの重いテーマを一つのイベントに詰め込んでいました。単に山に登るだけなら気楽なものですが、多様なバックグラウンドを持つ人々を安全にガイドし、かつ自らのメッセージを形にする作業は、想像以上のプレッシャーでした。まさに22年度最大の挑戦だったと言えます。

準備の裏側と身体の変化

このイベントに向けて、私は数ヶ月前から体調管理を徹底していました。かつてスポーツジムで、どこの筋肉を使っているかを意識しながらマシンに向き合っていた頃の感覚を呼び起こし、山での長時間行動に耐えうる体作りを行いました。当時は5kgの重りをつけてトレーニングに励んでいましたが、主催者としての責任感はそれ以上の重みとなって肩にのしかかっていたように思います。

精神的な緊張感も相当なものでした。過去に忙しい仕事の合間を縫って、自律訓練や催眠、ストレッチを組み合わせた独自の調整法を取り入れていた時期がありましたが、今回もその経験が役に立ちました。溜まったストレスで蕁麻疹が出ることもありましたが、なんとか当日までコンディションを維持できたのは、過去の失敗から自分の体の限界を知っていたからかもしれません。イベント当日、目標としていた外国人参加率を達成し、山頂で多様な言語が飛び交う光景を目にした瞬間、これまでの苦労が報われた実感が湧きました。

アラフォーコミュニティの最終章

この蓬莱山イベントを境に、私の活動スタイルは大きく変化しました。長く続けてきた「アラフォーコミュ」としての活動は、この日をもって事実上の最終章を迎えました。イベントを通じて得られたSNSでの繋がりや、半年間で出会った方々との思い出は、今の私にとってかけがえのない土壌となっています。一つの大きな山を越えたことで、主催者としての役割を次世代や参加者の皆さんにバトンタッチできる準備が整ったのだと感じています。

今後は、私自身の専門性を活かした女子会イベントのリーディングや、個人の活動に軸足を移していく予定です。主催者という立場から少し距離を置き、今度は一人の参加者として、あるいは別の形でのサポート役として山と関わっていくことになるでしょう。あの日、蓬莱山の山頂で感じた達成感と疲労感は、今も私のギア選びや旅の計画における重要な基準となっています。

今後の活動予定について

  • これまでのイベント運営で培ったノウハウを活かし、少人数制のガイド活動に注力する

  • 国際交流の経験をベースに、訪日外国人向けのアウトドア情報の整理を進める

  • 自身のSNSを通じて、次なるコミュニティ運営を目指すメンバーへの助言を行う

現在は、次回の活動に向けてバックパックのパッキングを見直しているところです。

📚 おすすめの関連書籍

🛒 筆者が使ってみたおすすめ商品

¥1,100
¥1,850
★★☆☆☆ 筆者レビュー: ふつう