連休最終日のギア整理

ゴールデンウィーク最終日のギア整理

連休最終日は、あいにくの雨になりました。昨日までの晴天が嘘のように、窓の外では激しい雨音が続いています。もし今日も山の中にいたらと思うと、ゾッとするような降り方です。安土城跡を巡り、繖山(きぬがさやま)を歩き通した昨日の余韻に浸りつつ、今日は室内でおとなしく過ごすことに決めました。

リビングの真ん中に、泥のついたバックパックを広げます。楽しかった連休が終わる寂しさはありますが、この「道具をすべて出し切る」作業をしないことには、明日からの日常に戻る踏ん切りがつきません。一つひとつのギアを手に取り、今回の山行で本当に必要だったのかを仕分けしていく時間は、自分自身の行動を客観的に振り返る貴重な儀式のようなものです。

装備の要不要を判断

バックパックの底から、一度も使わなかったエマージェンシーキットや、予備の防寒着を取り出します。これらは安心を買うためのコストとして納得していますが、一方で「なんとなく」放り込んでいた小物類については反省が必要です。パッキングの際、重さを意識するのは基本ですが、実際に歩いた後の疲労度と照らし合わせると、その数グラムの積み重ねがどれほど体に響いたかがよくわかります。

かつてジムに通い詰めていた頃、バーベルの重さや使う筋肉の部位を細かく意識してトレーニングに励んでいました。あの頃の「自分の体の動きを分析する癖」は、今のパッキング技術にも通じています。どの筋肉に負荷がかかっているかを感じ取り、重量を微調整する。道具の整理は、そのまま自分の身体能力を再確認する作業でもあるのです。

昨日の道中で出会った一人の青年の話も、片付けの手を休めて思い返します。彼は独学で英語を磨き、海外で働いた経験を持つ努力家でした。彼との会話は、ギアの軽量化だけでなく、自分自身の「知的な装備」を整えることの大切さを教えてくれました。旅を豊かにするのは、物理的な道具だけではないと感じます。

身体とギアの相関

ギアを磨いていると、自分の体の変化にも気づかされます。以前、ヨガを取り入れて体重が落ちた際、体が劇的に軽くなったことがありました。あの時の「余計なものが削ぎ落とされた感覚」は、今のバックパックの中身を精査する感覚に似ています。どんなに優れたギアを揃えても、自分自身の体調やストレスが管理できていなければ、旅のパフォーマンスは上がりません。

今回、パッキングを見直す中で以下のポイントを整理しました。

  • 重量の最適化:歩行距離に見合った水の量と食料配分を再計算する。

  • アクセスの改善:レインウェアなど、即座に取り出したい物の配置を再考する。

  • 身体との対話:筋肉の疲労部位からフィッティングの適切さを確認する。

道具を元の場所へ戻していくうちに、高揚感が落ち着き、日常のモードへと切り替わっていくのがわかります。室内でじっくりとギアと向き合ったおかげで、次回の山行に向けた課題も見えてきました。

次へのメンテナンス

今回の整理の結果、以下の項目を次回の準備までに実施します。

  • レインカバーの撥水性能を回復させるためのメンテナンス。

  • 予備バッテリーをより軽量なモデルへ買い替え検討。

  • 登山靴の泥を落とし、ソールの摩耗具合を詳しくチェックする。

道具をすべて収納し、空になったバックパックをクローゼットに仕舞いました。明日の朝からは、またいつもの仕事着に着替えて駅へ向かう日常が始まります。今回の旅で得た気づきと、整理されたギアを武器に、また次の週末を楽しみに過ごすことにします。

📚 おすすめの関連書籍

🛒 筆者が使ってみたおすすめ商品

¥6,224
★★☆☆☆ 筆者レビュー: しゃあない